いりおもている

西表島 + TALE = いりおもている。西表島へ移住するケツイをみなぎらせた男が、島の生き物や生活のあれこれについて書き綴るブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

マングローブ釣りの基本・ミナミクロダイ

仲間川や浦内川をはじめとする西表島の川の流域は、広大なマングローブ林を有する。 つまり汽水域が多く、釣れる魚も海水魚が多い。種類も豊かでこれを目的に様々な魚を釣りに旅行客が訪れる。自分も去年までその1人だった。 初めて釣ったヤツ。ポッパーに…

ハダラはビールのおとも

「これ持って帰るさー」 近くで投網を打つオジイがいたので獲物を見せて貰ったんだけど、今獲れたばかりの小魚を全てくれると言うのである。集りに来たみたいで申し訳ないが、ありがたく頂戴することに。 …しかしどこかで見たような気がする魚なのだが、名前…

銀鱗に身を包む古代魚・パシフィックターポン

憧れの生き物が沢山棲息している西表島。 移住を始めて2ヶ月半が経過しましたが、昔から見たかった生き物たちが着々と見付かり、また新たな目標となる生き物たちもどんどん増え、非常に充実した生活を送ってます。 書きたい事は色々あれど、なかなか更新され…

西表島に棲む日本最大級のクモたち

クモが嫌いだという人は多いと思う。 自分も昔は嫌いだったので気持ちは分かる。昆虫以上に多い脚、糸が張り付く不快感、一部のクモが持つ敏捷性…と、苦手になっても無理はない要素がこれでもかと詰め込まれてるからだ。 しかし益虫としての側面が大きい事を…

最大と最小・キシノウエトカゲとイシガキトカゲ

外敵に襲われた際は尻尾を切って逃げる、という生態が有名なトカゲの仲間たち。 実は日本に分布するトカゲ属の最大種と最小種の両方が、ここ西表島に棲息している。 まずこちらがキシノウエトカゲ。 最大全長40cmに到達する日本最大のトカゲで、写真の個体は…

釣ってよし!食べてよし!「ガーラ」と呼ばれる魚たち

多くの種類が地方名で一括りにされる沖縄の魚たち。ポピュラーなものであればハタ科魚類の総称ミーバイや、ブダイ系の総称イラブチャーなどが該当し、その区分は曖昧だ。 酷い時にはフエダイ科などという大雑把すぎる分類で販売される。 八重山地方で「この…

はじめましてと自己紹介

皆様はじめまして。 お知り合いの方々はこんにちは。 本ブログ【いりおもている】の著者・まっつんです。 西表島での生活が始まって一ヶ月が経過したので、これを機にブログを始めてみる事にしました。主に島の生活や自然、棲息する生物について紹介しようと…